前回準備したイカリングのシーリングが硬化したら、車体に取り付けます。
まず、肝心なことはイグニッションONとともに、12vを供給するための導線を用意する必要があります。
フロントボンネット内に入っている電装の殆どは、電力がスイッチングによりコントロールされてる物ばかりになります。
結果として、ヒューズボックスから12vを引き込むことにしました。
ただし、ヒューズボックスとフロントボンネットに繋がるような穴はありません…。
穴が無ければ、開けるしかないのです…。写真の右側の穴を参考にしてください。
左の穴は失敗です…。
左の部分は、鉄のつなぎ目になりものすごく固いです…。ドリルの歯が死にます!
空けた穴の淵はヤスリでバリをとり、タッチアップを塗り、グロメットをはめます。
失敗した方の穴はシールを貼りました(後日アルミテープに変更しました)
10Aのヒューズに平形のギボシ端子を付けた配線を用意します。
ちょっと手振れですが、車内から開けた穴が見えます。
ヒューズボックスのサービス電源から電気をとり、開けた穴からボンネットへ12vを引き回します。
配線ですが、アクセルペダルやハンドルのシャフトに絡まると事故につながる可能性がありますので、きちんと処理しておきます。
外に出てきた線は、メス型のギボシを取り付けておきます。
アース線は、ボンネット内から取れます。オス型ギボシとクワ型端子を付けた配線を用意します。
アースは、ボンネット向かって右側にありますので、ボルトを緩めてクワ型端子を差し込みボルトを締めます。
これで、12vとGNDの用意が出来ました。
あとは、イカリングをヘッドライトに取り付けます。
この際に、ライトユニットをイカリングの厚み分後ろに下げましょう。
3本のネジを調整して少し奥へ移動させます。
また、後で光軸調整をやり直す必要があります。
取り付け後の動作チェックを忘れずに行います。
ちなみに、作業中はバッテリーを外しておきましょう。
変にショートすると、色々電装系がお亡くなりになる可能性があります…。
動作も問題なければ、タイラップなどを使い、配線を出来るだけ整理します。
この辺は、なかなか綺麗にするのが難しいです…。
この状態では、イカリングは機能しますが夜間スモールが付いた際に明るすぎる可能性があります。
出来れば、スモール点灯時には明るさを下げ、車検上も問題ないようにしたいと思います。
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