スマートロードスターのヘッドライトはとにかく暗いことで有名です。
原因はいくつかあると思いますが、筒状で照射範囲が狭いことと、レンズが小さいためにバルブの光を出力する効率が悪いことが理由らしいです。
最近はLEDのライトユニットでJW SpeakerのM90 DOT Model 90と言うのが出ています。
購入はsmartModsらできます。このライトはアメリカ製なので右側車線(左ハンドル)用が主になっています、左側車線(右ハンドル)用もありますが間違えやすいので注意してください。
自分としてはプロジェクターランプの独特の雰囲気が好きなので、あえてプロジェクターの様相を変えずにライトを改良したいと思います。
evilutionの記事にちょうどhellaの高照度タイプのユニットに換装する記事がありますので、そちらを参考にします。
加えてバルブをLED化します。
evilutionの記事は有料コンテンツになりますので、取付方法に関してはあまり詳細は書きません。
evilutionは有益な情報が多いので、課金してでも情報にアクセスできるようになった方が良いです。
導入するライトは1ML 009 999-011です。
このライトのバルブはh7なのですが、写真を見てわかるようにユニットに取り付ける部分が通常のh7とは違い、ねじりこむような形のものを採用しています。
LED化をするにあたって、この台座があるLEDライトを探すのに苦労しました。
結果としてはこの台座を持ったLEDライトはなく、結果としてはHID用のアダプタを見つけることが出来ましたのでそちらを購入しました。
このねじ込み式のアタッチを採用しているのは、BMW 5 E39でした。
次にLEDゆにっとを準備します。今回使う事になったのはNOVSIGHTのH7バルブです。
今まで同じ系列のNightEyeを使用していましたが、普通に満足度の高いものだったのでこちらにしました。
ただし、選んだ理由の主はブランドではなくて形状です。
実は当初PhilipsのLEDを購入しましたが、こちらは取り付けが出来ませんでした。
その理由はケーブルの位置です。
ケーブルの位置が台座のアダプターに干渉してしまうので、今回は見送ることになりました。
(多分次の出番は無い…高かったのに…)
そのため、今回のポイントはLEDバルブのケーブルが後ろの方から出てくるものを選ぶ方が良いという事です。
台座を付けてLEDバルブをセットすると、少し隙間がありバルブの位置が安定しなかったので、バルブの台座をエポキシ接着剤で接着しました。一応高温対応型ですがやや心配です。JBウェルドがあれば、それを使う方が良いと思います。
取付です。ステップドリルが必要です。
最初に加工した左側の穴開けがちょっとうまくなく、ライトがきちんと安定しなかったので、ホットボンドで補強しました。
出来ればこの純正の台座…、もう一つほしいですねぇ…。
良し悪しの話はあると思いますが、今回の施工でロービームもハイビームの配線にギボシ端子を割り込ませました。
LEDで極性があった場合にも対応しやすくなります。今はあまり極性無いですが。
ライトはバッテリー電源を直接使う方が良いという話もあります。
ですが、そもそもLEDは普通にバルブに比べて電気を使わないので、あまり高電圧の電気を流しても意味がない気もします。
ロービームユニットはハイビームの隙間から雨が落ちてきます。
一応防水ですが、あまりジャバジャバと雨水が当たるのは精神衛生上よくないので、ペットボトルを加工した傘を作りタイラップで固定します。
また、今まで使っていたロービームのLEDをハイビームに移設しました。
これでヘッドライトは4灯ともLEDになりました。
ただしハイビームに関してはLEDでは光量不足になりやすいようですので、要注意です。
ちなみに動作確認した際に、ライトが付きませんでした。
そういう場合は、慌てずにまずライトの左右を入れ替えて、LEDバルブの故障か見極めます。
バルブは正常でしたのでヒューズを確認したところ、ヒューズが切れていましたのでメガドンキにダッシュしました。
こういう場合、すぐに断線したのではないかとかネガティブになりがちですが、落ち着いて原因を調査することが大事です(なお本人はとても慌てました)
無事に動作も確認できました。
ぶっちゃけ昼付けると明るくなったのか良くわかりません。
光軸調整とライトのカバーにライトユニットが干渉しないようにします。
すこし隙間が空いていればOKだと思います。
完全に密着したデザインにならなかったのは、おそらく雨が溜まったりするからでしょう。
無事に、ヘッドライトを高照度タイプに変更しLED化が完了しました。
きっと夜の走行も少し安心できるようになるかもしれません。
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