スマートロードスターのハイマウントストップランプをLED化する

2019/08/12

スマートロードスター

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アルミ削り出しと、LEDは男のロマン…(省略)

ウィンカーもLED化されたので、ブレーキ関連のスマートロードスターのLED化を行います。
スマートロードスターのブレーキ灯のLED化は意外と手間がかかったりします。

理由は、テールランプとハイマウントストップランプを単純にLEDに変えると、警告灯が付いてしまいます。
しかも警告灯は、ABSとESPランプ+シフト表示が3本線が点滅するという、結構ド派手な警告灯が付きます。

この警告灯は、テールランプとハイマウントストップランプの両方をLED化するとなるので、どちらかだけLED化するのがポピュラーですが、できれば両方ともLED化したいので試行錯誤します。

 

この写真は依然付けた社外品のハイマウントストップランプです。

社外品は、LEDが16灯あります。
スモークタイプの物もあり、見た目的にはカッコいいのですが、取付時に少し加工が必要だったり、時間がたつとLEDが一部つかなくなるなどのトラブルが発生しやすいです。
当時、自分を含めて3人取り付けた人を知っていますが、全員上記の右のような症状になりました。

なので、今回は純正品にLEDを取り付ける方法を模索したいと思います。


一番右側のバルブがテールランプ(philips製

まず、テールランプですが、テールランプのLEDはある程度ちゃんとしたメーカーのものを選択します。
ある程度の金額まで行くとキャンセラー用のコンデンサが内蔵されているので、警告灯の点灯に対してある程度有効になります。

またあまり安いものを買うと、スモール点灯時の明るさとブレーキ灯の点灯の違いが分かりにくいことがあります。

安全装備なので、ある程度コストをかける方が良いと思います。
自分の場合はphilips製のバルブを購入しました。



次にハイマウントストップランプのLEDに変更します。

ハイマウントストップランプのバルブはT5と言う規格で、車幅灯などに使われるT10よりもさらに小さなバルブになります。



このタイプのT5-LEDはそのままでは、少し厚みがありすぎて取り付けが困難です。
そのため、写真右側のように少し端をニッパーで切り落とします。
あまり派手に切るとスカスカになってしまってすぐ抜けるようになってしまいます。
そうなると無駄になってしまいますので注意です。



ハイマウントにキャンセラー抵抗を入れます。
自分自身あまり知識がないので、これが正しいのかわかりませんが2w33オームの抵抗を2つほど並列でつなぎます。
もっと弱めのキャンセラー抵抗でも大丈夫かもしれません。(例えば2w100オーム程度)



とりあえず、5分ほど点灯してみました。
抵抗の温度はかなり上がりますが、破裂したり火が出たりする感じはなかったです。
こんな部分につけて大丈夫かとも思いますが、同じくらい発熱する電球が似たような場所について居てるので大丈夫ではないかなと期待しています。



取り付け後、動作確認します。
スマートロードスターの場合、スマートロードスタークーペとは違い、写真のようにリアボンネットを利用してハイマウントストップランプのチェックが出来ます。


LEDらしい、切れが良い点灯をしています。
なお、抵抗がない場合は、若干光が漏れるので車検を通らない可能性があります。




もう少し高い絶縁抵抗値のものを注文中ですが、抵抗の熱が気になるので一旦、直列につなぎなおし2w66オームに変更しました。
また熱対策で耐熱アルミテープを貼り多少でも熱をガードするようにしました。
注文中の抵抗が手に入ったら再度実験してみます。

↑結局、警告灯が点いたので2w33オームに戻しました。


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