2016年2月13日追記
なんか著名な消費者向けサイトにリンクを貼られたためか、気が付くとやたらアクセスが有りました。
特に真贋判別を気にされてる方が多いようですが、偽物だったらPCに接続してbeats updateをインストールしても起動することがありません(純正USBを使用してください。)
先日の偽物の新Beats Studioが残念賞だったために、半ば衝動買いでBeats Studio Wireless(BT OV STU WL)を購入してしまいました。
本物を知らずして偽物は語れない…ということではないと思いますが博打を打つよりも少しお金を出して確実を取るということも大事なことだと思います。
ただ手持ちのBeats Wirelessでワイヤレスの勝手の良さを知ってしまったので、ワイヤレス版を購入しました。
BT OV STU WLは2014年03月現在、完実電気での取り扱いがありません。
そのため購入するにはアップルストアからの購入になります。自分もアップルストアから購入しました。
…しかし、価格は37,300円です。…容赦無い価格です…。
bはBeatsもBRABUSも「ぼったくりのB(b)」と揶揄されてしまいます。
値段通りの実力なのか早速レビューしていきたいと思います。
外観の検証
パッケージです。本物も偽物も大きさや雰囲気はほとんど一緒でした。
ただし、パッケージのビニールは本物のほうが頑丈で良い質感の物を使用しています。
偽物はパリパリと簡単に破れますが、本物はググっと踏ん張りなかなか破れなかったです。
せっかくなので日本で取り扱いのない、フラットブラックモデルを購入しました。
bのマークの中には小さく旋盤跡の様なディテールが入っています。
黒いと指紋が気になるのでフラットブラックモデルのほうが良いかなぁと思っています。
偽物と本物の大きな違いが出るヒンジ部分の金具です。綺麗にヘアライン加工+塗装がされています。
…ですが、本物なのにヒンジの固定金具が少し取り付けがうまくなく、ヘッドホンを広げた際にカチッと言う音がかなり大きいです…。
電源を入れると白いLEDが付きます。充電時に電池の残量を表示したりします。
他の機能はあまり良く分かりません…。
付属品です。ココらへんは偽物と同じ感じです。
ちょっと変な話しですが、匂いも偽物と変わりませんでした。素材がほぼ同じということでしょうか。
使用感
今回はベンチマークとしてSONYのMDR-1RNCを用意しました。
すでに生産完了品のため現行品であるのであれば後継機MDR-1RNCMK2になるのではと思います。
これに関しては好みの問題ですし、逆に好みに合わなければイコライザなどで調整すれば良いレベルです。
癖の無さで言えばMDR-1RNCの方に軍配が上がりますが、前述のとおり調整可能なレベルでなのでこの部分で言えば見た目で選んでも良いと思えます。
もちろんBT OV STU WLのノイズキャンセリングも素晴らしいのですが、MDR-1RNCの方が上をいく感じでした。
BT OV STU WLでは打ち消せない音をもう一歩進んで打ち消すのがMDR-1RNCです。
どちらも若干のホワイトノイズが発生します。
ホワイトノイズの大きさはBT OV STU WLの方が多いです。
ただし音楽が鳴り出すと違いはあまり分かりません。単順に高級耳栓としての使用を考えているならMDR-1RNCになると思います。
某有名なYOUTUBEアフェリエイター動画でBT OV STU WLをかけた瞬間にノイズキャンセルに対してスゲェと叫んでいる物を見たことがあるのですが、MDR-1RNCを知っていたため、自分はそこ迄の感動をすることが出来ませんでした。
すでに生産完了品のため現行品であるのであれば後継機MDR-1RNCMK2になるのではと思います。
音質
音質はBT OV STU WLもMDR-1RNCも好感が持てます。やはりBT OV STU WLの方が低音によっていて、ややMDR-1RNCの方が高音域の出力までハッキリとしています。これに関しては好みの問題ですし、逆に好みに合わなければイコライザなどで調整すれば良いレベルです。
癖の無さで言えばMDR-1RNCの方に軍配が上がりますが、前述のとおり調整可能なレベルでなのでこの部分で言えば見た目で選んでも良いと思えます。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング機能ですがこちらはMDR-1RNCに軍配が上がります。もちろんBT OV STU WLのノイズキャンセリングも素晴らしいのですが、MDR-1RNCの方が上をいく感じでした。
BT OV STU WLでは打ち消せない音をもう一歩進んで打ち消すのがMDR-1RNCです。
どちらも若干のホワイトノイズが発生します。
ホワイトノイズの大きさはBT OV STU WLの方が多いです。
ただし音楽が鳴り出すと違いはあまり分かりません。単順に高級耳栓としての使用を考えているならMDR-1RNCになると思います。
某有名なYOUTUBEアフェリエイター動画でBT OV STU WLをかけた瞬間にノイズキャンセルに対してスゲェと叫んでいる物を見たことがあるのですが、MDR-1RNCを知っていたため、自分はそこ迄の感動をすることが出来ませんでした。
音漏れ
通勤などで使用しますので音漏れは気になります。
音漏れに関しては両者ともほぼ同じくらいでした。満員電車などで隣の人が近いと曲が判別できるレベルです。
音漏れに関しては旧Beats Wirelessがダントツで音漏れしません。
かなり近づいても音漏れが聞こえないです。オンイヤーなのでメガネにはキツイです。
音漏れに関しては両者ともほぼ同じくらいでした。満員電車などで隣の人が近いと曲が判別できるレベルです。
音漏れに関しては旧Beats Wirelessがダントツで音漏れしません。
かなり近づいても音漏れが聞こえないです。オンイヤーなのでメガネにはキツイです。
総合
まとめになりますが、価格レベルの価値があるかといえばほぼ妥当といえると思います。
今回の比較対象にしたMDR-1RNCの後継機のMDR-1RNCMK2は実売価格は32000円程度ですので、そこにBluetoothを追加したことを考えると、これくらいの価格かなとは思います。
もちろんノイズキャンセリングの機能はMDR-1RNCMK2よりも劣りますが、ノイズキャンセリングとワイヤレスを兼ね揃えているヘッドフォンが希少ですので現在はアドバンテージを持っています。
ただし、今後実売35000~40000でSONYなどがノイズキャンセリング+Bluetoothなどをリリースした場合は非常のこの地位は危ないと言わざるを得ません。
※SONYにもノイズキャンセリングとワイヤレスの両機能を持った機種はありますが、価格帯も違いかなり性能が落ちるようです。
逆に言えばワイヤード(線有り)の新Beats Studioの立ち位置は非常に厳しいものかと思います。
やはり3万円大であればMDR-1RNCMK2が射程距離に有りますので、デザイン以外で比較するとなかなかつらいのではないでしょうか。
今までは偽物のレビューを書いていましたので、あくまで本物との比較やコストパフォーマンスで見ましたが、今回は本物ですので厳し目のレビューになりました。
自分自身はBT OV STU WLを購入して満足していますが、ノイズキャンセリングヘッドフォンを真剣に考えている方には是非他機種もきちんと比較していただきたいと思います。
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